佐治整形外科クリニック 整形外科・リハビリテーション科
北海道河東郡音更町木野大通り東14丁目1-6
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 今までに腰が痛くなったことがないという方はいらっしゃいますか?ほとんどの方が程度こそあれ、腰の痛みを経験されていると思います。腰痛は二本足で立って歩く人間の宿命とも言われるほどです。

 腰痛といっても原因はいろいろあります。椎間板(ついかんばん)ヘルニア、変形性腰椎症、腰椎分離症など腰痛が主な症状となる病名がたくさんあります。ただし、手術や特殊な検査などが必要な腰痛はそう多いものではありません。姿勢を正しくしたり、日常生活動作を工夫するなどして、腰に掛かる負担を減らすだけで対処できるものが非常に多いのです。

 図は体重70キロの人の腰の椎間板(骨と骨の間のクッションのようなもの)に掛かる圧力をいろいろな姿勢で調べたものです。あおむけに寝ているときが一番負担が掛からないのはよく分かりますね。重たい物を持ったり、中腰になると負担が大きくなるのも当然です。「おや?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、ちょっと意外なことに、立っている時よりいすに腰掛けているときの方が負担が大きいのです。机に向って長時間仕事をする、いわゆるホワイトカラーの人に腰痛が多いのはこのためです。
図にはありませんが、立って前かがみで物を持ち上げるとき、ひざを少し曲げると圧が半分近くに減ります。この動作が非常に有効なのです。仕事などでどうしても長時間立っていたり、中腰にならざるを得ない場合には、15センチほどの高さの台を置いておき、片足ずつ交互にのせると疲れがたまりにくくなります。

 痛みがひどいときは寝ているのが一番良いのですが、このときもひざの下にまくらなどを置き、ひざを少し曲げた状態で休むとより楽になります。ただし、姿勢に関係なく痛みが続くような場合には、内臓の病気からの関連痛や、うつ病や心身症など精神的なものが原因をなっていることもあります。足がしびれたり力が入らないなどの神経症状がある場合、特に尿や便の感覚がおかしいようなときには、手術を急がなければならないこともあります。

 まず、きちんと診断を受けておくことをお勧めします。時々「腰が痛いのは持病だから」といってあきらめている方も見掛けますが、決してそのようなことはありません。ここではほんの一部しか紹介できませんでしたが、わかりやすく対処方法を説明したパンフレットなどもありますので、病院で相談してみてください。


疾患説明 骨粗鬆症 1 骨粗鬆症 2 変形性膝関節症 上腕骨外側上顆炎
肘内障 腰 痛 痛 風 肩関節周囲炎 オスグッドシュラッター病

骨粗鬆症検査 乳児股関節検査 MRI検査 AGA


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